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昨年秋ピンク色の素敵な車いすを頂きました。10歳で亡くなった小百合さんの七回忌が終わったので、とご両親が届けてくださいました。小百合さんはディズニーのプリンセスの絵がついたこの車いすが大好きでした。この車いすはRICDの手でタイ最南部のナラティワート(イスラム教徒が多いところ)に住むノリラさん17歳に届けられました。彼女は脳性小児まひのため学校にも行けません。母と、結婚した姉が車いすへの乗り降りや、おむつ、入浴の世話をしています。6人兄弟で弟二人にも肉体的障害がありますが、歩けるし優秀だそうです。家族は新しい車いすを貰って言葉で表せないほど喜んでいました。
このことを小百合さんのお母様に話したら、娘も生きていたら同じ年頃です。そんな方に使ってもらえてよかった、とおっしゃっていました。タイ全土を回り患者にフィッティングして報告してくれるRICD車いすチームの協力に感謝します。