希望の車いすは5年前テレンス君に車いすを寄贈しました。
その時の車いすが小さくなり、今回体に合う、移動に便利なバギータイプの車いすを贈りました。

テレンツ(Terrenz Lukas Leyva)は、パヤタス地区の脳性麻痺10歳の男の子です
パヤタスはケソン市のゴミ集積場があり、毎日数千トンのゴミが運び込まれる約774ヘクタールの地区です。
その集積場の周辺には約1万人の低所得者層が居住しており、住民の2~3割の人々はリサイクルできる資源を換金することで生計を立てています。
テレンツの産みの母親はテレンツの障害がはっきりすると所在がわからなくなりました。
ネアという女性が脳性麻痺(CP)という障害を理解した上でテレンツを引き取りました。ネアは日本で芸能活動をしていたこともあり、ダンスのインストラクターをしています。
テレンツはフルタイムケアを必要としていたので、ネアは芸能人としての仕事を辞めました。ネアがクリスチャンになってテレンツを世話するようになり、彼女の人生は変わりました。5年経った今も、ネアとテレンツは一緒に住み、ネアはテレンツの世話をしています。


