レイナルド・ミラブエノさんは、精神疾患のある25歳の青年です。以前は教会の青年部のメンバーとして、また日曜学校の先生として、積極的に活動していました。
2014年には、政府系の技術技能担当局TESDAの奨学金を獲得し、 パンとお菓子作りの資格で金賞を獲得したほか、マッサージの技術も取得しました。
その後、印刷会社に就職し、精神障害者年金と合わせて、そこそこの給料をもらえるようになっていました。
彼はある日、襲われ脊髄を損傷し、歩行が難しくなりました。、
2021年10月、彼がバスに乗っていたとき、見知らぬ男たちに襲われて橋の上に投げ出され、お金と身分証明書をすべて奪われたそうです。彼は意識不明で警察に発見され、一番近い政府病院に運ばれ、損傷した脊髄の手術が行われました。
レイナルドの母親は現在65歳で、以前は衣料品工場で縫製工をしていました。父親は2016年に亡くなりましたが、腕のいい椅子張り労働者でした。
タガログ語で書かれた彼からのお礼の手紙です。
希望の車いすの関係者の皆様へ
私は車いすを頂いたレイナルド・M・ミラブエノです。車いすを無償で提供していただき、ありがとうございます。私と、私の介護をしてくれている高齢者の母にとって、大きな助けとなりました。いつの日かまた歩けるようになることを願っています。皆さんの優しさで、私のような人がもっとたくさん車いすで助けられますように。
心から感謝します。