フィリピン ダバオからのレポート 2019.4
Sacred Harvest Foundation(クリスチャン慈善事業団体)は希望の車いすの素晴らしい品質の車いすの寄贈を心から感謝します。昨年12月26日にダバオに到着した125台の車いすは通関に手間取りましたが、1月22日にようやく受け取りました。まず要望が多かったTebow Cure Hospitalに22台、SAKADABに14台を届けました。残りの車いすはこれから教会等を通じて配布していきます。〈要約訳 谷〉
37歳のフィリップさんは筋萎縮性側索硬化症で8年前から四肢が動かなくなりました。家の中で過ごしていたので、外の世界の喜びを見ることもできませんでした。車いすが届いて、神様が彼のために沢山計画されているとの希望をもちました。ご家族もうれしそうですね!
SAGADABはダバオの障がい者のコミュニティです。収益源であるベーカリー内に、健康省の指導で車いすが必要でした。4台の車いすが届いて皆さん大喜びです。
56歳のデオネジオさんは喉頭がんで寝たきりです。家族・親戚は貧しくて車いすが買えませんでした。車いすが届いて動ける自由に笑みがこぼれました(写真より)
自力では歩けなくなった高齢者に車いすを届けました。92歳のエレナさん、87歳のルツさん、88歳のコンコルダさん。 本人が自由に動けるようになり、介助の人も助かっています。
アルマンドさんは高血圧で脳溢血を起こし動けなくなり、山間の質素な家の中で横たわって過ごしていました。車いすで小屋の外に、時には村に出かけることができるようになります。
ブリジーさん6歳は3歳で脳性麻痺になり毎年発作があります。家が貧しくちゃんと病院にかかることもできず、母親が世話をしていました。