Seng Awnさん39歳
2歳でポリオにかかり両足が不自由です。両親は20年前に亡くなりました。小5で叔母が引っ越してしまい学校に送ってもらえなくなり、家事をしていましたが何の希望もなく鬱になっていました。そんな時クリスチャンの福祉団体で働いている別の叔母からAARの職業訓練校のことを聞き、人生に明かりがさしてきました。裁縫のコースに入り自立しようと一生懸命学びました。それまでは障がいは神様の罰だと思っていましたが、障害があっても人生で成功できることを学びました。
卒業後はAARのモデルショップで1年働き、今は自宅で注文ドレスやアクセサリーを作っています。将来は自分のブランドを立ち上げるのが夢です。ずっと松葉杖を使っていましたが昨年から体に痛みが出てきて働ける時間が減りました。車いすが欲しくても2年以上働かないと買えず困っていました。この度、希望の車いすからプレゼントしていただき、とても幸せです。