私はグエン・ティ・ツイ・チャンと申します。現在、ベトナムのロンアン省に住んでいます。
車いすを与えていただき誠にありがとうございます。
子供の頃、小児麻痺を患って、足が不自由になってしまいました。今、もう結婚しており、六歳の一人の娘がいます。夫は三十三歳で、チャン・タン・フオンです。彼も小児麻痺を患っていました。
以前、夫とホーチミン市に住んでいましたが、生活に苦しんだ末、ロンアン省に引越ししてきました。私は布花作りという仕事で家計を立てていましたが、多くの人も布花を作っているため、自分の作った布花がだんだん売れなくなり、旧正月しか売れなくなってきました。しかも、車椅子をいただく前に、2台の椅子だけを使って、体を動かしました。それは極めて不便ですから、仕事を辞めざるを得なかったわけです。ですから、今、夫の宝くじを売るわずかな稼ぎで暮らしています。
私は体が不自由なため、いい仕事を努められなくて、生活に困っています。ですから、子供のより明るい将来を祈って、子供を頑張って育てています。
私のように足の不自由な人にとって、車いすは何より必要なものです。車いすのおかげで、身体が動きやすくなり、生活も前より良くなって大変助かりました。大変感謝しております。私のように、他の足の不自由な方も車いすをもらうことができるといいなと思っています。
それでは、「希望の車いす」の組織の皆様の幸せと健康をお祈りしています。
敬具
二〇一八年一月十日
グエン・ティ・ツイ・チャン