AARレポート ミャンマー②

Naw El Lay Phawさん　48歳

12歳の時の医療ミスで両足が不自由になりました。13歳から5年間、肖像画を学んで自宅で店を開き二人の妹と弟の学費を支えました。しかし20年家族のために一生懸命絵を描き続けた結果、眼痛、神経痛、頭痛で仕事が出来なくなりました。数年休んでから、AARの職業訓練校で理髪の技術を学ぶことができました。自宅で美容院を開き、その後も研鑽に努め月収は7万円で助手2名雇うまでになりました。

2007年にある団体から初めて車いすを頂き、仕事にも家事にも欠かせません。それが長年使ううちにあちこち壊れてきて心配でした。この度希望の車いすから頂いた車いすは、とてもキレイで清潔で中古とは信じられないほどです。軽くて私の体にぴったりです。この車いすでより良い自立生活が出来るよう頑張ります。